Sunday, October 25, 2009

10月16日 The Shortest Party  10月18日 Japanese Dinner

イタリア出身のフィリッポが、自分の寮でホームパーティを開いた。
とっても明るくて、みんなを笑わせてくれるフィリッポは友達も多く、百人以上の友達を家に招待。もちろん家はそんなに大きいわけじゃない。五人くらいでシェアしているフラットに人があふれかえっていた。

午後11時、パーティに到着してから約一時間後、"Sssshhh! Everybody, be silent! The police is here!!"という声が。音楽や話し声等うるさかったため、近所の人が警察を呼んだのだ。パーティの主催者が警察と十分くらい話した後、みんなフラットから出るように言われた。今すぐフラットを離れないと、全員を留置場へ運ぶとのこと。:-O

こっちの人はすごい、冷静に警察と交渉する。「あと十分待って!みんな自分のジャケットを今探しているから。」

女の子は違うアプローチ→「何でいけないの??今日はFriday nightよ??Come on!」 ちゃっかり警察のお兄さんと写真を撮っている女の子もいた。
警察の言うことさえ聞けば、後は問題ないので、みんなバスに乗ってシティセンターに行き、二次会をすることに。私はそのまま帰りたかったのだけれど、地下鉄が動いていなかったので、みんなと一緒のバスに乗ってシティセンターまで帰った。

夜中はバスの本数が減るので、みんな必死に乗り込む。バスというより電車の中のようだった。


日曜日の夜は、成美、みち、しほ、私の日本勢で日本食ディナーをした。場所はアルバロとダヴィッドがシェアしている大きめの部屋を借り、クラスメートのイタリア人三人、そしてルーマニア、ベルギー、ロシア、ベトナム出身各一名が来てくれた。手巻き寿司(の材料)とお好み焼き(大阪出身の成美におまかせ!!)を準備した。ジャガイモや玉ねぎが中に入っていて、やや厚みのあるスペイン風オムレツのことを考えると、お好み焼きは「日本風オムレツ」と 言えるかな~ということで、作ることにした。味もみんなのお口に合った様子。手巻き寿司もみんな気に入ってくれた。巻きずしを作るより準備は楽だし、自分の好きな具を入れて食べる方がみんなも楽しめることがわかった。
 






箸にも挑戦!



わさびも人気だった。 ↓

思っていたよりみんな楽しんでくれた。

第一回日本食ディナー、成功!

Tuesday, October 20, 2009

10月6日 Euro Dinner 10月8日 Herring Market

自分で作った料理を持ち寄る"Euro Dinner"というのが学生会館で開かれた。

三ユーロ払えば、料理を作らなくても、他の人の料理を楽しめるということで、参加してみた。

アルバロとダヴィッドは定番のトルティーヤ、フランス人の友達はクレープ、イタリア人はパスタなど、それぞれ自国の料理を作ってきていた。案外たくさんの人が参加していて、「日本料理は??」と聞かれる度に、「だって、日本はヨーロッパ(Euro圏)じゃないもん。」と言って乗り切った。笑


他人が作る料理はなんだっておいしく感じるし、楽しめる。ベルギーの子が作ってきていたショコラケーキがとてもおいしかった。

部屋は小さいのに、結構人が集まったので、自分の食料を得るために闘わなければならなかった。


木曜日は、フィンランド語の授業で先生が「今週マーケット市場(kauppatori)ではニシン市(silakka markkinat)というのがやっているよ」と言っていたので、行ってみた。「船を停めて店を出している」というのはこのこと。

市場の雰囲気を感じてもらおうと、少しビデオを撮ってみたので、御覧あれ。






これは私が食べたニシンのフライ。日本で言えば、祭りで食べるたこ焼きや焼きそばのような存在なのかも。



Wednesday, October 14, 2009

10月5日 Football & ruokala lokki


アルバロ、ダヴィッドや、他の知ってるクラスメートがサッカー(ヨーロッパではfootballという)の試合があるということで、午後一時、成美と観戦しに行った。




スペイン人、イタリア人、ドイツ人からなる国際チーム(Melting Pot) vs フィンランド人のチーム。体の大きなアルバロが素早く動いているのに驚いた(笑)。 また、ダヴィッドは二回程ゴールを決めて、友達の普段見られない意外な側面を拝見した。 この日は急激に冷え込んで寒かったので、試合の前半まで観てカフェに向かった。


トラベルカード(PasmoやSuicaのようなトラム、バス、電車、地下鉄等で使うカード)の定期が切れていたので、それも更新に行った。そう、フィンランドに来てから一ヶ月が過ぎたのである。



向かったカフェというのは… 私がフィンランドに興味を持つきっかけとなった映画「かもめ食堂」の撮影に使われた、カハヴィラ・スオミ(Kahvila Suomi)。どうやら、ここに辿りつくまで一ヶ月かかってしまったようだ。


フィンランドの家庭料理などが味わえるカフェなのだけれど、ランチは7.70ユーロからでやや高い。中に入ると日本人がたくさんいた。家族旅行で来ているような人たちもいた。メニューは(もちろん?)日本語もある。

かもめ食堂とは内装が異なる。

コーヒーはレジの近くに置いてあるポットから自分でカップに注いで、お金を払う。シナモンロールなども同様。自分でお皿に載せる。


フィンランドのカフェは、セルフサービスのところが多い。





さて内装は異なるものの、映画で出てきたシナモンロールはカハヴィラ・スオミのもの。

甘みがギューっと詰まっていて、とても美味しかった。もう一個!と手が伸びそうな勢い。

今度来るときはぜひランチも食べてみたい。お父さん、お母さん、早く来ないかな~。笑

フットボールは見事にMelting Potが勝利を収めたらしい。彼らに言わせると、「相手チームはユニフォームをカッコよく揃えている割には、そんなに上手くない=P」

下手なくせに、新しいテニスウェアをいつもねだっていた中学生の自分を思い出した。

Monday, October 5, 2009

10月1日 Market Square



ヘルシンキ大聖堂の近くの港にはマーケット広場(kauppatori)がある。屋台もあるということで、授業のない木曜日、お昼を食べに成美と一緒に広場へ向かった。




果物や野菜がずらっと並ぶ。

  
漁船も並ぶ港なので、港に船を停めて店を出している人や、新鮮な魚をその場で捌いて売っているところもある。


リーゾナブルな値段で海鮮類が食べられる屋台を探していたら、パエリアを5ユーロで売っている店があったので、そこで昼食をとることに。


「いただきま~す!」と椅子に座ったとたん、周りの異変に気がつく…。



かもめである。ここらのかもめは人間にビクともしない。ハトやスズメまで一緒になって迫ってくるのだ。自分たちのテーブルや椅子の上に平気で飛び乗ってくる。




私たちの食料を狙う鳥に対して緊張感を感じながらも、パエリアにありついた。味はやや濃いがおいしい。ニシンのグリルはおすすめ。

このあと、SOKOSで少し買い物をして、映画を観にいった。

フィンランド人が英語を話せる理由の一つとして挙げられるのは、外国映画が吹き替えでなく、ほとんどが字幕で上映されていること。英語に耳が慣れるらしい。

私の故郷延岡の映画館は、以前は字幕版と吹き替え版の両方を上映していたものの、最近は吹き替え版のみしか上映していない。高齢化に関係しているのだろうか。英語音声を求める私と、同志の友達は、この夏宮崎市内にまでハリー・ポッターを観にいった。


ヘルシンキでは現在『崖の上のポニョ』も上映中。 これは吹き替え版と字幕版の二種類がある。






Thursday, October 1, 2009

9月27日 Nuuksio National Park

映画「かもめ食堂」でまさこさんがキノコ狩りをする、ヌークシオ国立公園へ行った。相棒の成美は一週間遊びに来ていた友達みちの見送りのため、参加できず、アルバロ、ダヴィッド、シルビア(Rumania出身)とその友達のカップル(Lithuania出身)と一緒に行った。まず、ヘルシンキから電車で隣町エスポー(Espoo)まで行き、それからバスに乗る。これが計一時間で、バス停から公園の入口まで徒歩20分。
本当に「森」である。

お昼はアルバロとダヴィッドが準備してきていた、トルティーヤ(tortilla)を頂いた。 スペイン風オムレツのこと。バゲット(baguette)というフランスパンにはさんで食べた。 さて、ヌークシオといったらキノコ&ベリー狩り。フィンランドでは誰でも森の中のキノコやベリーを採ることが法律で認められているので、バケツを持参している人も少なくない。




(見ての通り、残念ながらあまり良い写真は撮れなかった…。)




とにかく、いっぱいキノコを採れたのかといったら、「いっぱいあったけれども、どれが安全なキノコか分からなくて、結局採らなかった」という結論。冒険心がないよね・・・。周りにキノコを狩ってる人も見当たらず、人に聞きたくても聞けなかった。

ベリーは食べてみたけれど、甘くもなく酸っぱすぎでもなく、よく分からない味がした。でも栄養はあるんだろうな。

問題はというと、欲張ってとろうとすると、この青年のように血まみれになってしまうのである。計二時間半くらい歩いた。最初はあり得ないくらい急な坂を登って行ったけれど、ほとんどなだらかな道が続く。マウンテンバイク軍団も途中見かけた。ハイキングとしては良いコースだと思う。



歩きながら話をするのも楽しい。この日はスペイン語の数字の読み方を覚えた。