26日月曜日の夜九時発の飛行機(easyJet)に乗り、現地時刻の夜10時にロンドンに到着した。ロンドンにはいくつか空港があるのだけれど、私たちの飛行機が着陸したLondon Gatwickという空港もとても広かった。
Gatwick Expressという列車に乗ってLondon Victoriaまで行き、そこから電車を乗り換えてホステルのあるHigh Street Kensingtonへ向かった。ホステルに着いた時には夜中の0時を回っていたので、すぐ就寝。11人部屋(もちろん女性のみ)で見知らぬ人と一緒に寝ることは何かしら不安だったけれど、ただ夜から朝までの短い時間を寝て過ごすだけだし、悪くないなと思った。雰囲気は「むかばき自然少年の家」みたいで素朴な感じ。
朝起きて外に出てみると、「イギリスにいる!」という実感がわいた。
街中を歩いていると、ハロウィーンの衣装や小物を売っている店があったので入ってみた。
そしてこの御面、意外とフィットした…(笑)。
この日はまずバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の近くにあるSt. James Parkに行くことに。
公園内にはリスやハト、ダチョウ、ペリカンがたくさんいた。
ガーデニングの人のユニフォームが緑色で素敵!
公園を一周するように歩いて行くと、Horse Guards Paradeに出くわした。
公園をちょっと離れてテムズ川沿いを歩いていくと、ビッグベン(Big Ben)が見えてくる。意外と歩いて観光地を廻れるものだ。残念ながら中には入れない。
橋を渡ってロンドン・アイ(London Eye)という名のつく観覧車の方へ向かう。
ロンドンアイのチケットを買ったのはいいけど、観光客がたっくさんいて、四時からでないと、列にさえ並べないとのこと。太陽が出てきたので観覧車の前の広場の芝生で二時間ほどくつろいだ。
ロンドンアイからの景色。時間的に丁度よくきれいな夜景を見ることができた。
この後私たちと同じく国際教養学部からイギリスのイーストボーンに留学中の成美の友達、ゆうこちゃんとピカデリー(Piccadilly)で合流。中華料理を食べたいと思ってたのだけれど、wagamamaという名の日本食屋さんが先に目にとまったので、そこで夕食をとることになった。私は焼きそばを、成美とゆうこちゃんはラーメンを注文。焼きそばは味が薄くてまあまあだった。イギリスの人は味が薄い方が好きなのかな・・・。あとからwagamamaは世界中に広がる日本食のチェーン店だということがわかった。少なくともイギリス、アメリカ、オーストラリアにはある(世界中に点々としている友達からの情報)。
ホステルに一度帰り、それから近くのバーに行ってみた。おつまみとして注文したFish & Chips、オーストラリアで食べたことあるけれど、フィッシュは小さいピースだったので、イギリスで丸ごと揚げられたフィッシュが持ち運ばれてきたときは驚いた。 次の日はまず、かつてウイリアム1世の東の要塞として建設され、13世紀には監獄として使われていたこともあるロンドン塔(Tower of London)を見に行った。ヘンリー6世やエドワード5世、アン・ブーリン、トマス・クロムウェルなど歴史に名を残す人がロンドン塔で処刑されている。中を見学することはできるのだけれど、待ち時間だけで一日が潰れてしまいそうだったので断念した。
近くにはTower Bridgeもある。
次に向かったのはキングス・クロス駅(King's Cross)。この駅の名前、聞いたことがないだろうか。
そう、9と4分の3番線、 ホグワーツ特急のプラットホームがあるところである。実は周りは工事中だったのだけれどこの観光名所(?)だけは出入りできるようになっていた。
ハリー・ポッターの仲間になり切ったあとには、コベントガーデン(Covent Garden)というショッピング街に行った。ここは、大道芸人がロンドンで唯一パフォーマンスをすることが認められているところらしい。ミュージカルやオペラの劇場もたくさんある。
近くの中華街でお昼ごはんを食べた。純粋においしかった。ショッピングを終えてから夕方六時頃ヴィクトリア駅に行き、電車でイーストボーン(Eastbourne)へ向かった。駅にあった"wasabi"という持ち帰り用の寿司を売っているところで買った寿司を夕食に食べた。ヘルシンキではなかなか高くて寿司は食べにいけないので、久しぶりのお寿司はとても美味しかった。
イーストボーンではゆうこちゃんが他の早稲田からの子三人とキプロスや台湾出身の学生と一緒にシェアしている家に二日間お邪魔した。
イーストボーンは延岡のような感じ。ロンドンと比べたらだいぶ田舎だけれど、モールや商店街もあって田舎すぎでないし、ロンドンと違って人が温かい。バスは8,5割がお年寄りだった。海岸沿いの町なので環境がよい。おそらくロンドンのような都会で働いていた人が定年退職して引っ越してくる長閑なところとして人気なのかと思う。イーストボーン一日目はブライトン(Brighton)という、イーストボーンから電車で30分のところへ買い物に行った。ブライトンの方がやや都会だけれど、地理的条件はほとんどイーストボーンと変わらない。
商店街で甘いにおいに誘われて歩いて行って出会ったのが、ファッジ(Fudge)というスウィーツを売っているお菓子屋さん。ファッジはキャラメルみたいだがキャラメルほど柔らかくない、ものすっごく甘いスウィーツ。パクパクは食べれないけど何となくハマってしまう味である。
夜はゆうこちゃんの料理好きの友達がとってもおいしいスパゲッティとほうれん草のサラダを御馳走してくれた。
次の日はイーストボーンの海岸沿いを歩いて、Fish & Chipsをお昼に食べた。うん、この旅行でちょっと太っちゃったかも。
物価の高いヘルシンキに帰る前にまたまた買い物に時間を費やし、夕方六時頃イーストボーンを出てLondon Gatwick空港へ向かった。
朝6時発の飛行機なので前日に荷物を預け、24時間カフェの前のラウンジで夜を明かした。私はなかなか眠れずに新聞のSudoku(数独)をしていた。
まとめ - ヘルシンキを留学先に選んで良かった!まず国の言語が英語でないということが逆に、ワクワクしておもしろい。人が多すぎなくて、街がこじんまりしているところも好きである。そしてヘルシンキは他のヨーロッパの都市と比べてだいぶ安全である。ロンドンではちょっとスリにあいそうになった(船橋でのひったくりの経験から、常に注意していたので無事に振り切った)。
有名な博物館や教会に行きそびれたので、ロンドンにはもう一度行っておきたい。次はオックスフォードやウィンブルドンにも足を運びたいと思う。
ハリーポッターは大麻使用容疑にかけられているよ。
ReplyDelete>陶平
ReplyDeleteなぬぅ… まじかいな。>_< でもロンは問題ないでしょ??w