Sunday, January 31, 2010

12月9日 Traditional Finnish Food 14日 Christmas Market + Iceskating

11月中旬、ヘルシンキ中央駅の隣の広場にアイススケートリンクが建設された。毎年この時期になると設置されるらしい。スケート靴も有料で貸し出していると聞いたので、行ってみた。

ほとんどの友達は今まで一回か二回くらいアイススケートをしたことがあるらしいけれど、私にとっては人生初の挑戦である。
リンクに足を就いた途端、少しでも動こうとしたら、「つるんっ」といってしまいそうな感覚がしたけれど、周りの人を観察しながら、足を動かしてみたら、なんとか態勢は保てた。ローラーブレードやローラースケートの感覚と一緒、と友達から聞いていたが、その通りだった。最初は恐くて足に力が入ってしまってすぐ疲れてしまっていたが、何回か練習していくうちに慣れた。後ろ向きに進むこともある程度できるようになったので、今は安定感のある滑りを目指している(笑)。

12月9日、香港出身の友達が他のアジア出身の友達と立てた、「フィンランドのクリスマスの伝統料理を食べに行こう!」という企画に誘われて、フィンランド料理店に行ってきた。
あいにくカメラを忘れてしまって、無理やり集めた写真しかないので、残念ながら料理の説明はあまりできない。

席についてから最初に、グロッギ(glögi)というクリスマスの飲み物が出された。甘い、ホットワインで、アーモンドも入っていておいしい。(市販のものは入っていないが、カフェ等で出されるものにはたいていアーモンドが入っている。)子どもでも飲めるので、日本の甘酒のようなものである。

グロッギを飲んで温まった後、食事がスタート。ビュッフェ式で好きなものをとって、好きなだけ食べれる。
ここで初めて食べたフィンランドの伝統料理はGratinated Vegitables。大根をすりつぶしたもの、人参をすりつぶしたものがそれぞれ味付けされて、オーブンで焼かれた料理である。味は好きだったが、食べているうちに若干飽きてしまう。実は、これが当たったのかわからないけれど、食べ始めてすぐおなかを壊してしまい、あまり料理に手を出すことができなかった^_^;










レストランのご主人さんにどこから来たのか聞かれ、日本と答えると、日本の冊子を棚から取り出して、このレストランが紹介されているページを見せてくれた。日本の情報誌の取材を受けて、取材をした会社が後日、出来上がったものを送ってくれたらしい。ホームページ(英語)を見つけたので、興味のある方はこちらからどうぞ。→Ravintola (Restaurant) Konstan Möljä http://www.konstanmolja.fi/frameset_en.html


12月14日、午後五時半ごろ授業を終えた後、APUから来ている韓国人留学生のユンジュに誘われて、クリスマスマーケットに行った。 ちなみにユンジュは日本語も英語もペラペラ。12月いっぱいで留学を終え、帰国してしまったが、大学は大分なので、また日本で会おうね、と約束してある。


夜のヘルシンキ大聖堂はきれいにライトアップされている。
大聖堂から少し歩いたところのエスプラナーディ公園に、クリスマスマーケットがある。クリスマスマーケットは12月の初めからクリスマス前の二十日くらいまでで、クリスマスの飾りや食材、マフラー・ニット帽等を売る仮設テントショップがずらっと並ぶ。

こちらは後日、明るい時間に撮った写真。

   

クリスマスマーケットで売られているハンディクラフトは特に魅力的である。下のものは私がマーケットで購入して、クリスマスの間、机の上に飾っていたもの。

最後に、クリスマスシーズンのヘルシンキの様子。

  

北欧最大級のデパート、ストックマン(Stockmann)も、ショーウィンドウに力が入る。

  

Sunday, January 24, 2010

From The End of November to The Beginning of December

みんながクリスマスで帰省する前に、友達同士で一緒にご飯を食べたり、パーティをしたりした。


まずは、11月19日、同志社大学から同じヘルシンキ大学に留学中の佐藤さんの中国人のルームメイトが招待してくれた中華料理ディナー。














台所に立つ男性陣を見て、成美、奈緒加、私の日本人勢は感激!

中国ではこれが普通らしい。確かアメリカに住んでいる中国人の友達のところも、お父さんが中華料理のコックさんだった。

この濃い味、恋しかった!パクパク食べていたら、奈緒加ちゃんがいきなり手を止めて、涙を流し始めた。どうやら辛いのが苦手で、えらい辛いのに当たってしまったらしい。あらら~、でも私はこの辛さ大丈夫!と食べ続けていたら、いきなり舌がしびれてきた。そして、だんだん涙が出てくる程、つらくなってくる。水を何倍飲んだことやら。

そしたら中国人の友達が「この緑色のやつは食べちゃだめだよ。とっても辛いから。」と言う。
教えてくれるの遅いって!!!ピーマンの感覚で思いっきりパクって食べたのを鮮明に覚えている。

日本では唐辛子と言ったら赤色なので、まさか緑色のものがあんなに辛いとは思いもしなかった。

この事件を除いては、とても満足させてもらった夕食だった。


26日は日本好きなフィンランド人のヨハンナ、ローラ、ローラと成美、しほ、私の六人で日本食レストラン(Len's Keishoku Bar)へランチを食べに行った。このレストランは、最近宮崎出身のエビちゃんと交際してると言われている、Rip Slymeのメンバーのイルマリ(Ilmari, フィンランド人と日本人のハーフ)の家族が経営しているところである。(http://www.lens.fi/index.php?lang=jp

曜日によって、メニューが違っていて、ディナーは金曜日のみ。みんな鳥そぼろ丼を選んでいたので、わたしはお寿司を注文した。海外で食べるお寿司は、よく"微妙"なのが多いのだけれど、ここのは結構おいしかった。巻きずしの中身は、現地の人のために工夫されている。サケフレークっぽいものに、卵焼き、かにかま、きゅうり、茹でた人参とインゲンが入っていた。

ディナーのときは、定食やつまみなど、メニューが多いようなので、次は金曜日のディナーの時間に来ようとみんなで約束した。




28日は、"The Finnish Way of Life"という授業で一緒にプレゼンテーションをしたメンバー、カナダ出身のJoshua、チェコ出身のAnna、香港出身のKinを誘って、成美の部屋で手巻きずしディナーをした。


Annaが新鮮な鮭を持ってきてくれたので、今回の手巻きずしはややレベルアップ。(前回のときはスモークサーモンを使った。)ただ、うろこをとって捌くのに奮闘。

今回も、わさびが登場。辛さ我慢勝負をしている二人。

中華料理ディナーでも一緒だったKinは、中華料理を作って持ってきてくれて、それもおいしかった。今回もスパイスがよく効いていたけれど、例の緑色のものは入っていなかったのでよかった!


Joshuaはカナダのファストフードを紹介。Mac'n'Cheeseといって、マカロニとチーズを混ぜたもの。

KinとJoshuaは12月で留学を終えて帰国してしまったけれど、授業の中だけでなくて、こうやって一緒に食事会をしたりしたことで、これからも友好関係が続きそうである。




12月4日はJoshuaのフラットでPre-partyをした。顔の広いJoshuaはフィンランド人の女の子の友達二人も誘っていて、彼女らがフィンランドの伝統的クリスマススウィーツの作り方を教えてくれた。といっても市販のパイ生地に切り目を入れて形を作り、ジャムを載せるだけなのだが、その形というのが、良くフィンランドのカフェとかでも見る特有の形なので、教えてもらう価値はあった。





自分たちで作ったパイを楽しんだ後は、フラットメートの人たちも加わって、いろんなゲームをしてから一緒にパーティに出かけた。

目的のパーティには会場がすでに満員で入れず、他のクラブに行くことになったが、そこでは23歳以上という年齢制限があって、私と他の23歳未満の人は入場できずに帰宅した。


フィンランドでは18歳から飲酒が可能だが、クラブやバーでは年齢制限がよくある。それは18歳とか19歳などの若者は、よく酔っぱらって問題を起こすかららしい。クラブやバーとしては、年齢制限を置くことによって、きちんとした大人の雰囲気を保ちたいのである。



最後に、11月末に私がパスポートと財布を失ってまでも守り続けた日本からの贈り物の中身。すっごく元気づけられた。